【ソフトバンク】大津亮介が初完投初完封 完全試合は「いずれ1本出ると思い狙ってなかった」

中日対ソフトバンク 1回裏、登板するソフトバンク先発の大津亮介(撮影・森本幸一)

ソフトバンク大津亮介投手(27)が中日打線をわずか1安打に抑え、プロ4年目の初完投初完封でリーグトップタイの6勝目を挙げた。防御率1・14もリーグトップ。チームは今季最長タイの5連勝で交流戦首位をがっちり守った。

6回まで完全投球。交流戦史上初の完全試合の期待が高まる中、7回1死から2番田中に80球目の低めスライダーとらえられ、左前へ初安打を許した。満員のバンテリンドームがどよめいたが「いずれ1本出るとは思っていたので、そういうのは狙ってなかった」と冷静に後続を打ち取った。9回2死から、この日初めて四球を出したが、「打たれて悔しかったですし、最後やり返してやろうと思った」と唯一安打を許した田中を三邪飛に仕留めて試合終了。渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。

小久保監督も大記録を逃したことには「そんなに甘くない」と話したが、118球での初完封に「安心して見ていられた」と評価した。19日のオリックス戦で左すねに直撃した影響でまだしっかり走れない。高校まで野手だった打撃は控えめな4の0、3三振で投球に専念した。今季先発9試合すべてQS(クオリティースタート=6回以上、自責3以内)と安定感抜群。鷹の勝ち頭は完全にエース格となった。【石橋隆雄】

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