<日本生命セ・パ交流戦:巨人3-2オリックス>◇2日◇東京ドーム
巨人則本昂大投手(35)が「日本生命セ・パ交流戦」で、加入後7度目の先発に臨み移籍初白星を挙げた。6回途中を5安打2失点と粘投。オリックス相手の連敗を6でストップした。東京ドーム初お立ち台では「最高でーーす!」と声を張り上げた。
1回、先頭のオリックス中川に中前打を浴びた。制球が定まらず「マウンドを降りたくなった」が、守備陣に救われた。続く渡部の当たりを二塁手の吉川が好捕から併殺打に。グラブを4度たたき感謝し、流れに乗った。2回に先制打、6回には中川にソロ本塁打を浴びたが、「1つのアウトを全力で取りに行く」と気迫の97球。「今日で121勝目ですけど特別な1勝になった。もっともっとチームのために勝ちを積み上げていきたい」と誓った。
打線は1点を追う2回1死一塁、トレイ・キャベッジ外野手(29)が右中間席上段へと飛び込む10号2ラン。確信の1発で2年連続2ケタアーチを達成し、試合をひっくり返した。5回1死二塁では松本剛外野手(32)が左翼への適時二塁打。6試合連続安打で1番起用に応えた。
5月は先制されると2勝13敗と苦戦も、6月初戦で幸先よい逆転勝ち。交流戦は4勝3敗とし、3日は故長嶋茂雄終身名誉監督の一周忌の特別なゲームが待つ。橋上秀樹監督代行(60)は「思い入れのある試合になる。長嶋さんに向けて恥ずかしくないゲームにしたい」と必勝を期した。