<日本生命セ・パ交流戦:ヤクルト1-0ロッテ>◇3日◇神宮
ヤクルトのドラフト1位ルーキー松下歩叶内野手(23)が攻守で躍動した。
「6番三塁」でプロ入り後初めて神宮での試合でスタメン。6回に右前打でプロでの本拠地神宮での1本目を放った。
「いい当たりじゃなかったけどファンの方が喜んでくれたので良かった。勝てて本当に良かった」
2回にはロッテ先頭ソトの三遊間への痛烈なゴロに飛びついて滑り込むようにして捕球した。体を回転させながらすぐに起き上がって一塁へ送球。一塁手のオスナも難しいバウンドだったが、うまく捕球しアウトとなった。
「打ちとった打球だったので、きっちり捕るというのをファームのときからやっていた。それが出たかなと思います」
5月29日にプロ初昇格した期待の新人。昨年までも“本拠地”と言える場所だった。法大野球部の主軸として、神宮を舞台とする東京6大学野球リーグでプレー。リーグ通算14本塁打を放ち、二塁手、三塁手としてベストナインに輝いた。
同リーグでも対戦していた同学年のロッテのドラフト2位ルーキー毛利海大投手(22=明大)が相手先発。「知っているというのがちょっとやりづらさはありましたけど、向こうも一緒だと思う。その中で結果を残せなかったというのは悔しいのもあるので次の機会に打てるように頑張ります」と力を込めた。
この日は昨年6月3日に亡くなった長嶋茂雄さんの命日。「人の心をゆるがすようなプレーができるような選手に僕もなりたいなと思います」と語った。