阿部慎之助氏の報道に代理人弁護士が声明文「しかるべき対応」機密情報漏洩などに警告

阿部慎之助氏(2026年5月撮影)

前巨人監督の阿部慎之助氏(47)の代理人弁護士が4日、「報道に関するお知らせとお願い」とする文書を発表した。

5月25日に起きた阿部前監督が実娘への暴行の疑いで警視庁に逮捕され、監督も辞任した件について、連日の過熱した報道・投稿・誹謗(ひぼう)中傷等や週刊文春が2026年6月4日号及び同月11日号で阿部氏及びその家族に関する記事を掲載したこと等を受けての通知とし「報道の中には、真偽不明の情報を取り上げるだけでなく、明らかに事実誤認に基づくものや不適切な臆測・評価を伴うもの、さらには、阿部氏の名誉を毀損(きそん)し、あるいは阿部氏のご家族のプライバシー等を侵害するものが多数存在しております(これらには、いわゆるコメンテーターや有識者のコメントも含まれています)」と警告した。

中でも週刊文春の記事に関しては、児童相談所や捜査関係者への取材に基づく内容が記されているが「真実に反する内容であり、阿部氏ないし阿部氏のご家族の行動は、本件記事の内容と異なります」と主張。「本件記事のように真実と異なる報道も重なる現状において、阿部氏はもとより阿部氏のご家族も、全く予期していなかった深刻な事態に直面し、心身ともに著しく疲弊しているところ、さらに前述したとおり、SNS等で阿部氏や阿部氏のご家族に対する不適切な臆測・評価が書き込まれたり、誹謗(ひぼう)中傷が行われたりするなど、阿部氏のご家族に対する二次被害ともいうべき事態が発生しております」とした。

加えて児童相談所などの公的機関の関係者には職務で知り得た情報については法令上の守秘義務が課されているとし、「内容の真偽にかかわらず、それを漏えいする行為は刑事罰の対象となりますし、その他の法的責任等を問われることにもなります。そこで、当職らは、本件記事を受けて、関係機関に対し、秘密漏えいの経緯を含む事実関係をすみやかに調査し、漏えいの該当者等に対して厳正なる処分を行うよう求めるとともに、今後一切、秘密が漏えいしないよう必要な措置を講じることを申し入れました」と明かした。

また、阿部前監督や家族、自宅への取材などによって警察が出動する事態などにもなっているとし「くれぐれも阿部氏ご家族のプライバシー・人格権を侵害したり、平穏な生活を脅かしたりすることがないよう、取材及び報道において、十分にご配慮いただきたくお願い申し上げます。とりわけ、これ以上、ご家族の言動を取り上げることがないよう特段の配慮をお願いする次第です。もし、行き過ぎた取材活動や報道等が行われた場合には、当職らにおいて、しかるべき対応を取らざるを得ませんので、ご理解ください」と呼びかけた。