<日本生命セ・パ交流戦:広島5-2日本ハム>◇4日◇マツダスタジアム
広島が延長12回の末、日本ハムに敗れ、連勝はならなかった。両軍ベンチには計5人の選手しか残っていない総力戦を勝ちきれなかった。同点の12回。7番手の塹江敦哉投手(29)が二塁打と四球で2死二塁とすると、8番手益田武尚投手(27)にスイッチした。だが、山縣に2点勝ち越し二塁打を浴びると、万波にも適時打を浴びた。
2回にサンドロ・ファビアン外野手(28)の53日ぶりとなる3号先制ソロを守れなかった。5回まで無失点に抑えていた先発森翔平投手(28)が6回1死からレイエスに外寄りの変化球を右翼ポール際に運ばれた。同点の8回にはテイラー・ハーン投手(31)が連続二塁打を浴びて勝ち越しを許した。1勝7敗と苦戦が続く交流戦では、中継ぎ投手で4敗を喫するなど、先行逃げ切りの形が崩れている。
先制しながら突き放せない攻撃も苦戦の理由のひとつ。それでも、1点を追う土壇場9回には、名原典彦外野手(25)が意地の同点打を放った。相手のけん制悪送球や犠打で得た1死三塁の好機で、強気の初球攻撃。直球をたたいて、前進守備の二遊間を抜いた。9回に追いつきながら最終12回に突き放され、借金は再び今季最多タイの12となった。