【中日】井上監督「絶好機で使いたい存在」ベテランの代打・阿部寿樹サヨナラ打で連敗ストップ

中日対西武 試合終了、スタンドの声援に応える井上一樹監督(撮影・森本幸一)

<日本生命セ・パ交流戦:中日1-0西武>◇5日◇バンテリンドーム

中日は投手戦を制し、今季2度目のサヨナラ勝ちで連敗を「5」で止めた。ベテラン36歳の代打・阿部寿樹内野手が試合を決めた。

両チーム8回まで無得点の投手戦。井上一樹監督(54)が「柳、吉田、松山が0に抑えたことが勝因」と振り返るように、先発柳が7回無失点。8回の2番手吉田、9回の守護神松山も得点を許さず、西武打線を封じたことが劇的サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

9回、先頭の福永が四球で出塁すると、細川の四球などでつなぎ、2死一、二塁から代打阿部が154キロ直球を右前へ運んだ。相手右翼手がもたつく間に二走・福永が生還し、サヨナラ勝ちを決めた。昨季までパ・リーグに在籍した阿部は「初球見逃してちょっと『うわー』と思ったんですけど、もう1球、ちゃんと振れて、前に飛んだのでよかった」と笑顔で振り返った。井上監督も「できることならスタメンで使いたい欲はあるのですが、『ここだ』という絶好機で使いたい存在。出すことに迷いはなかった」と、ここぞの場面で得点圏打率4割超の頼れるベテランに託した。パ・リーグ首位の西武からつかんだ1勝に、指揮官は「今日で白をつかむことができた。引き締め直してまた流れを持っていきたい」と力を込めた。

▽柳(勝敗つかずとも7回無失点で好投)「パ・リーグでもすごい高橋光成投手と対戦が分かった前週から、なんとか投げ負けないようにと思っていました」

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