<日本生命セ・パ交流戦:阪神8-1楽天>◇5日◇甲子園
阪神佐藤輝明内野手(27)がリーグトップタイの8度目のV打で、チームの4連敗阻止に貢献した。4回2死満塁などの絶好機を逃し、両チーム無得点で迎えた5回。先頭の高橋遥人投手(30)が左前打で出塁。2死から森下翔太外野手(25)が死球を受け、2死一、二塁と好機が広がった。この場面で楽天先発・岸のチェンジアップを捉え、右中間を真っ二つに割る適時二塁打を放った。
チェンジアップは4回無死一塁の前打席で捉え損ねて右飛に倒れ、首をひねって悔しさをあらわにしていた。「(チェンジアップは)もちろん(頭に)ありましたし、前の打席、その球でやられてたんで、やり返せてよかったです」。二塁の塁上で、主砲は「なんとか先制点というところで打てたので、気持ち出ましたね」と感情をあふれさせた。
試合を決定づけた7回の追加点も、佐藤から始まった。先頭で楽天3番手の伊藤樹から四球を選び、4点奪取につなげた。8度目のV打は、チームメートの森下に並んだ。「いいところで打てるようにしっかり準備したいなと思います」。打撃3部門首位独占だけではない。勝負強さで、佐藤が打線を牽引(けんいん)する。