<高校野球:佐倉(千葉)2-6熊谷(埼玉)>◇6日◇長嶋茂雄記念岩名球場
長嶋さんに捧げる73年越しの対決だ。長嶋茂雄氏一周忌追悼試合兼佐倉高校野球部創部130周年記念試合として、佐倉と熊谷が対戦。時を超えて熱戦が繰り広げられた。
佐倉高在籍時、長嶋さんが公式戦唯一の本塁打を放った相手が熊谷。この本塁打をきっかけに長嶋さんの名前が知れ渡り、立大、そしてプロ入りにつながった。そうした縁から、昨夏に佐倉高OB会が企画を持ちかけ、1953年(昭28)以来73年ぶりの対決が実現した。
試合前の式典では「明るく、楽しいことが好きだった」長嶋さんと、その背番号「3」にちなみ、両チームの選手が33秒間の黙祷を捧げた。この日詰めかけた観客数は、くしくも333人。ミスターが引き寄せたかのような「3」づくしとなった。
両校の主力が先発した第1試合は、熊谷が4回に先制し、一挙4得点。8回に佐倉が1点を返したことで当時と同じ4-1で決着するかと思われたが、9回に熊谷が2点を追加。6-2で佐倉が敗れ、リベンジとはならなかった。