<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-0楽天>◇6日◇甲子園
ドラフト1位の立石正広内野手(22)が本拠地・甲子園で初めて決勝打を放ち、チームを5月30日以来のセ首位に導いた。6日「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦の5回に2日連続となる適時打。直後に森下翔太外野手(25)が審判への暴言で退場処分となるアクシデントがありながら、虎の子1点を守り、2カードぶりの勝ち越しを決めた。
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黄金ルーキーでも緊張する。それが甲子園のお立ち台だ。今季最多4万2645人の観客。立石が初めて甲子園でお立ち台に上がった。インタビュアーから自己紹介を振られると、きょとんと目を丸くした。「えー、立石正広です」。虎党の大歓声にぺこりとお辞儀。「早く立ちたかったので、最高の気分です」と白い歯を光らせた。
この日は「スタジアム・ヒーローズ・デー」として開催され、子どもたちもインタビュー。好きな野球道具は「バットが好きです」と優しくほほ笑み、憧れの選手を聞かれると「阪神の選手皆さん尊敬してるんですけど、佐藤輝明選手はずっと打ってるので、すごいと思います」と先輩を立てた。最後は目を泳がせながらマイクを握り、「もっといっぱい打って、こういうゲーム作れるように、自分も頑張ります。皆さんで頑張りましょう」。初々しく締めくくった。
初めてのお立ち台を終えると、いつにも増した小声で「もともとあんまり人前で喋るのが得意なタイプではないので…」。ド緊張だったことを明かした。それでも「(これまでと)違う景色だったので、うれしかった。今後も何回も立てるように頑張りたい」と意欲。トラッキーのヒーローぬいぐるみ1号を手に「お母さんがずっとほしいと言っていたのであげます」とにこやかに球場を後にした。
▼ルーキー立石が5回に決勝打を打ち、阪神が1-0勝利。新人の1-0V打は25年9月14日阪神戦の石伊(中日)以来で、阪神では23年森下以来。同年の森下は5月20日広島戦、7月9日ヤクルト戦、9月6日中日戦の3度記録している。また、交流戦で1-0V打を記録した新人は、18年6月16日オリックス戦の神里(DeNA)に次いで2人目。