<日本生命セ・パ交流戦:DeNA2-4ソフトバンク>◇7日◇横浜
6番手として11回を1安打無失点に抑えたソフトバンク伊藤優輔投手(29)がプロ6年目でうれしい初勝利をつかんだ。先頭の牧に左中間へ長打性の当たりを許すも中堅手周東が二塁へ好返球しアウトに。「本当に助かりました。あの1アウトが大きかった」。佐野には四球も雨で投げづらいなかで筒香、宮崎と連続空振り三振。中軸を抑え、12回に味方が2点を勝ち越した。
FA移籍した甲斐の人的補償で巨人から加入し2年目、今季は11試合に投げ、防御率0・73。どんな場面でも黙々と投げ、ブルペン陣を支えている。「展開的にも白星がつく場面はそんなになかった。結果的にこういう形で初勝利できてよかった」と、ウィニングボールを手に小久保裕紀監督(54)と一緒に記念撮影した。
東京出身の右腕はヒーローインタビューで「昨日は家族が来ていたんですけど、今日は…」と生で活躍する姿は見せられず嘆いたが「関東で勝利できてよかった」と笑った。
◆伊藤優輔(いとう・ゆうすけ)1997年(平9)1月14日生まれ、東京都出身。都立小山台ではエース兼主将として14年センバツに21世紀枠で出場。中大ではリーグ通算8勝。社会人の三菱パワーを経て20年ドラフト4位で巨人入団。1年目の21年11月に右ひじ内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受け育成契約に。24年7月24日に支配下復帰し、同30日阪神戦(甲子園)で1軍デビュー。FA移籍した甲斐の人的補償で25年1月にソフトバンク入団。179センチ、78キロ。右投げ右打ち。