【高校野球】徳島県高野連初の女性会長、初めての夏へ「開会式1時間前の…」鳴門・鳴川幸恵校長

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<広がる女性活躍>

アマチュア野球界で見せるジェンダーレスの動きとは。前週3日に続いて特集する「広がる女性活躍」の最終第2回は、市船橋(千葉)を支える女子マネジャー13人の奮闘や、立大で初の女性主務を務めた今の活躍、徳島県高野連初の女性会長の思いを紹介する。

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春夏通算24度の甲子園出場を誇る鳴門(徳島)の鳴川幸恵校長が今年4月、徳島県高野連で初となる女性会長に就任した。野球との縁は深い。教諭時代に赴任していた川島が21世紀枠でセンバツに出場した際は、学生たちとともにダンスや人文字を考案し「応援団賞」の受賞に貢献。鳴門に進学した息子が在学中に4度甲子園に出場した際には、保護者会長としてアルプスを統率した。

「甲子園で応援する際の準備にはノウハウというのがあって、昨年校長として夏の甲子園に行った際にも『ここからは校長としてではなく、かつて保護者会長を務めた先輩としての話です』みたいな形でいくつかアドバイスをしました」と振り返る。球児たちを支える側として何度も訪れたが、その魅力は今も尽きない。「私は開会式1時間前の独特な雰囲気が好きです。開会式に向けて準備が行われる様子を見ていますと、みんなが様々な困難を乗り越えて、あの土の上に立つんだということを肌で実感できる」と力を込めた。

徳島の高野連会長として初めて迎える夏が近づいてきた。遠方から参戦する学校の移動時間や働き方改革にも配慮しながら、安心安全な運営を模索中だ。立場を変えながら白球を追う球児たちを支え続ける鳴川新会長の熱い思いが、高校野球に新たな風を吹き込む。