<日本生命セ・パ交流戦:楽天2-8巨人>◇9日◇楽天モバイル最強パーク
巨人則本昂大投手(35)が初の凱旋(がいせん)登板で勝利を収めた。古巣楽天相手にかつての本拠地・仙台で7回途中7安打2失点。今季先発陣でも、個人でも最多の126球の熱投で、王手をかけていたNPB全12球団からの勝利を達成した。橋上秀樹監督代行(60)は「いろいろな思いがある中、最初は力みを感じましたけども、うまく修正して投げられたと思います」とたたえた。
フィールディングで自らを助けた。2回1死一、三塁、8番太田の初球セーフティースクイズに素早く反応。グラブトスで本塁でタッチアウトに仕留めた。7回には120球を超えながらも今季最速の151キロを2度マーク。1死二、三塁から右翼への2点適時二塁打を浴びて降板するも、先発の役割を全うした。
打線も本塁打攻勢で主導権を握った。3回にダルベックが先制の10号3ラン、6回に佐々木が逆方向の左翼へ5号2ラン、7回には岸田が3号ソロ、9回には大城が6号ソロで仕上げた。今季最多の1試合4本塁打で圧倒し、引き分け2つを挟んで5連勝とした。今季最多を更新する貯金7。首位阪神と0・5差に肉薄し、4月以降では初となる2位浮上。橋上監督代行は「なんとかいい形で交流戦を終われるように頑張りたい」と見据えた。