<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ3-1中日>◇9日◇ZOZOマリン
中日はロッテに敗れ3連敗で、借金は今季ワーストの18に到達した。交流戦最終週のビジター6連戦は黒星スタートとなり、10日にも自力優勝が消滅する可能性がある。
井上一樹監督(54)は試合後、「一方的に全部やられているわけではない。紙一重をどうやって打破するか、もうそこまで来ている」と前を向いた。
先発のカイル・マラー投手(28)は6回途中3失点で4敗目。初回、先頭から2者続けて初球を打たれ、わずか2球で無死一、三塁のピンチを招くと、西川の二ゴロの間に先制点を許した。打線は3回に田中の中前適時打で追いついたが、なお2死満塁の好機を生かせず、勝ち越しには至らなかった。
マラーは2回から5回まで4イニング連続3者凡退と立ち直ったものの、6回に西川の右前適時打と佐藤の中犠飛で2点を失い途中降板。後を受けた伊藤が追加点を防ぎ、救援陣も無失点でつないだ。井上監督は「6回の先頭がターニングポイントだった」と話し、それでも「マラーはマラーで去年からだいぶ成長している」とも振り返った。
打線は8回にも2死満塁の好機をつくったが、復帰後初スタメンのサノーが鋭い当たりの遊ゴロに倒れ無得点。3回に続く2度目の満塁機も生かせなかった。
指揮官は「岡林、サノーが帰ってきた。これからでしょ、という。なにかきっかけをつかめばやってくれる選手だと思っているので。それを信じてやるしかないです」と前向きに力を込めた。