【ヤクルト】逆転サヨナラで5連敗 池山監督「我慢、辛抱と…」8戦ぶり3得点以上もキハダが…

オリックス対ヤクルト 8回の攻撃を終え、選手交代を告げベンチに戻るヤクルト池山隆寛監督(撮影・西尾就之)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス4-3ヤクルト>◇9日◇京セラドーム大阪

ヤクルトがオリックスに逆転サヨナラ負けした。今季最長がさらに伸びて5連敗となり、巨人に抜かれ初の3位転落。池山隆寛監督(60)は「我慢、辛抱という言葉が当てはまると思う。こういう踏ん張りどころでズルズルいかないようにするのが我々の仕事。しっかり前を向いてまた明日一戦頑張りたい」と話した。

2点リードの9回に守護神のホセ・キハダ投手(30)が登板。先頭紅林に右前打で出塁され、1死を奪ってから四球を与えて一、二塁のピンチを背負った。中川に左中間への適時二塁打を許し1点差。なおも1死二、三塁から代打杉本に左中間を破る、左翼手が追うのを途中でやめる当たりを浴びた。サヨナラ2点適時二塁打となり左腕は交流戦6登板目で、4度目の失点、3度目の敗戦投手。指揮官は「ストレートが前に飛ばされるようになってきた。キレとかスピードとかというところが若干…。ここまで抑えを任せているのでここで負けたらしかたない」と語った。

打線は久しぶりにつながった。2日から7日の神宮6連戦で奪ったのは計5点。この日も5回までチャンスをつくりつつも無得点だった。1点を追う6回に先頭岩田幸宏外野手(28)が左翼線二塁打。1死一、三塁から赤羽由紘内野手(25)が同点の中前適時打を放った。

7回は先頭で代打ホセ・オスナ内野手(33)が右前打。続く武岡龍世内野手(25)が右中間への適時二塁打を放ち勝ち越した。2死三塁からはドミンゴ・サンタナ外野手(33)が一度は本塁打と判定された、中堅フェンス直撃の適時二塁打。1点で終わらなかった。

3点以上をとったのは8試合ぶり。池山監督は「サンタナ選手のホームラン(判定の打球)が二塁打(判定)になって1点少なくなった。早くもう1点とは思っていたけどなかなかとれずに」とさらなる追加点がとれなかったことに触れた。今季最多タイの1試合2犠打。「なんとか点をというところを踏まえて」と明かした。

先発は松本健吾投手(27)。2回に1死一、二塁から平沼に中前適時打を浴び先制された。3回以降もピンチはあったが粘り、6回1死二塁で降板。5回1/3を7安打3四球5奪三振1失点で勝ち負けつかずだった。同じ亜大出身で年齢は8学年上の九里亜蓮投手(34)との投げ合い。試合をつくって勝利に貢献した。

池山監督はピンチの場面を2番手の丸山翔大投手(27)に任し、四球で走者は出すも火消しに成功。7回もヘスス・リランソ投手(31)を2死満塁で降板させ、清水昇投手(29)が平沼を一ゴロで抑えた。ここまで12球団ダントツで少ない8つだった犠打を今季の1試合で最多タイの2度成功。連敗を止めることへの執念も見えたような“池山野球”だったが惜しくも白星をつかみ損ねた。

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