日本野球機構(NPB)は10日、5月度「大樹生命月間MVP賞」の受賞選手を発表し、セ・リーグ投手部門で阪神高橋遥人投手(30)が2カ月連続で受賞した。打者部門は阪神佐藤輝明内野手(27)で、同一球団の同じ2選手が2カ月連続受賞は史上初となった。
高橋は「今回は本当に取れると誰も思ってなかったと思うので、投げ終わった成績を見た時に無理だろうなって感じでしたけど、うれしいです。びっくりです」と素直な言葉で喜びを表現した。
高橋は5月、4試合に先発して3勝0敗、1完封、防御率1・52をマークした。圧倒的な成績を残しているが、ダブル受賞となった佐藤を「本当に見てて、どの試合でも打つし、どんな球場、どんな環境でもホームラン打つし、本当にすごい人だなっていうか」と称賛。「あとは、年々すごくなってるってイメージがあるので、すごい考えて努力してるんだなっていうのが、ちょっと自分でもおこがましいんですけど、努力してるんだなというのは、尊敬します」と続けた。
印象に残る試合には、6回1失点だった5月13日ヤクルト戦(神宮)、キャベッジに2ランを浴びながらも7回4失点で勝利した同22日巨人戦(東京ドーム)を挙げた。「ヤクルトの試合で、初回点取られてから試合つくれたというのがよかった。あとはジャイアンツの試合で打たれたのが悔しかったなっていう印象があります」。
その悔しさをさらなる進化へ。「多少甘かったとはいえ、自信持って投げたボールを打った瞬間ホームランっていう。感情的にはすごい揺れたシーンだったんで。もっと圧倒的なボール投げられるようにしたいなって、その試合の後に思いました」。まだまだ歩みは止まらない。