<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク6-2阪神>◇10日◇みずほペイペイドーム
虎退治はまたしても1発攻勢だった。ソフトバンクが3番近藤健介外野手(32)の2打席連続アーチを含む3本塁打などで阪神に連勝。交流戦5カード連続の勝ち越しを決め10度目Vに大きく前進した。
2点のビハインドも関係なかった。4回1死走者なし。まずは2試合ぶりにDHで復帰した5番柳田悠岐外野手(37)の1発が反撃の号砲だ。阪神大竹のカウント1-0からの2球目。ツーシームを豪快に右中間スタンドに運び去った。8試合ぶりとなる8号ソロ。「少し詰まったが、しっかりと振り切ることができた」。チーム最年長男の豪快弾に打線も乗る。敵失策もあって試合を引き戻すと、続く5回には近藤が右中間テラス席へ2戦連発となる勝ち越しの11号ソロ。さらに7回1死二塁から3番手及川から右翼ポール際へ2打席連続となるダメ押しの12号2ランをたたき込んだ。「佑京(周東)が犠打でしっかり送ってくれたし、ここで1点というのは伝わってきた。ヒットをイメージしていたが、最高の結果になった」。近藤は笑顔で快音を振り返った。
初戦は5イニング連続の6本塁打を浴びせ、この日は柳田、近藤のYK砲3発などで逆転勝ち。試合前こそ「ホームランはそんなに簡単には出ないよ」と苦笑いしていた王会長も開口一番、「華々しかったね」と破顔一笑。がっちり交流戦首位をキープし、阪神をセ・リーグ首位の座から引きずり下ろした。