<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク6-2阪神>◇10日◇みずほペイペイドーム
ソフトバンク松本晴投手(25)は今季4勝目にも、笑顔はなかった。
「早い回に点を与えてしまった…。長いイニングを投げることができなかった。チームに申し訳ないです」。阪神戦に先発。5回を投げ4安打2失点にまとめ、7奪三振をマーク。自身2戦ぶりの勝ち星を手にするも、梅雨の晴れ間となる快投劇とはならず、満足感はなかった。
先手を取られた。0-0の2回だ。1死から四球を与えるなど2死一、三塁のピンチを招き、8番伏見に先制の2点適時二塁打を献上。カウント3-1からの5球目、甘く入った真ん中直球を痛打された。
ただ、制球を乱しながらも、要所で踏ん張った。3回は1死一、三塁から4番佐藤を遊飛。最後は大山を空振り三振に斬った。5回は先頭に中前打での出塁を許すも、続く立石、中野を連続三振。3番森下は右飛に打ち取った。打率、本塁打、打点で打撃3冠の佐藤には2打席をいずれも凡退。主軸打者をきっちり抑え、先発として最低限の仕事は全うした。それでも、小久保監督は「よく2点で収まったなというのが正直なところです。ゲームが壊れてもおかしくないところでした」と振り返った。