<日本生命セ・パ交流戦:楽天0-7巨人>◇10日◇楽天モバイル最強パーク
楽天は59試合目で早くも自力優勝の可能性が消滅した。この日未明に三木肇監督(49)の休養が発表され、塩川達也ヘッドコーチ(43)が監督代行として臨んだ一戦で、巨人戸郷に完封負けを喫して完敗。チームは5連敗で、借金は今季最多の16となった。
いきなりアクシデントに見舞われた。初回、内野ゴロの間に先制されると、先発の古謝樹投手(24)は上半身の違和感により1回で降板。2番手のドラフト1位藤原聡大投手(22)も3回に適時打で1点を奪われた。鈴木翔天投手(29)が7回に3失点(自責1)、8回には宋家豪投手(33)が1失点と加点された。
打線は戸郷の前に5安打で無得点に封じられ、塩川監督代行は、新体制初勝利は逃した。「代行としてというか、本当にお客さんには申し訳ない試合が続いてますんで。もちろんいつも対策は練ってるんですけど、もがいてもがいて本当に打破しないと、本当にズルズルいってしまう。この負けを本当に無駄にしない、これを糧にというところをしなくちゃいけない」と引き締めた。
昨季は自力優勝の可能性が消えたのは85試合目だったが、今季はまさかの59試合目となった。「そこはもうしっかり受け止めます。後ろ見てもしょうがないんで。ただ、勢いとかではなくて、明確に前に向かえる対策をしっかりと、さらにというところですけど、コーチのみんなで練って練って、それをしっかりシンプルに選手に伝えていく」と塩川監督代行。5位ロッテとのゲーム差も7のまま。苦しい戦いが続くことに変わりはない。
▼楽天●、ソフトバンク○の結果、開幕から59試合目で楽天の自力Vが消滅した。楽天は残り試合に全勝で105勝37敗1分け、勝率7割3分9厘。ソフトバンクは楽天戦13試合に敗れても、他カードで全勝すれば106勝37敗、勝率7割4分1厘で楽天を上回る。現在首位の西武に対しては自力で上回れるものの、ソフトバンクを超えられないため自力Vが消滅した。楽天が開幕59試合以下で自力V消滅は18年(5月6日の31試合目)以来。これで5連敗以上は今季5度目となり、開幕59試合以下で5度の5連敗はプロ野球史上初めて。