<全日本大学野球選手権:東北福祉大-慶大>◇13日◇準決勝◇神宮
慶大の最速151キロ左腕・渡辺和大投手(4年=高松商)が8者連続三振の大会タイ記録をマークした。初回2者連続三振で発進すると、2、3回と6者連続三振。4回も2者連続三振をマークし、01年筒井和也(愛知学院大)以来の大記録を達成した。
今春から習得したツーシームがさえ渡った。追い込んでから鋭く落ちるツーシームで、昨年優勝した東北福祉大の各打者を手玉にとった。
渡辺は今春の早慶3連戦(5月30日~6月1日)に3連投でリーグ優勝に貢献した。その疲れも残る中、今大会1回戦では函館大を6回2安打10奪三振に仕留め勝利投手に。
今季から四国IL香川で球団社長を務めていた上田誠前慶応高監督を投手コーチに迎え、巨人OBの上田和明氏を守備専門コーチに迎えた。「W上田」を敷いたことが功を奏した。チーム防御率はリーグトップの2・28と向上。エース渡辺和も上田誠コーチとの二人三脚でツーシームを習得した。
高松商(香川)時代は、22年夏の甲子園で巨人入りした浅野翔吾外野手(21)とチームメートで8強入りした。プロ入りへ向け大きなアピール材料となった。