今季限り廃部のセガサミー、4時間3分の熱戦でサヨナラ負け「これが予選の厳しさ」佐藤監督

試合後に一塁側スタンドに集まった応援団にあいさつするセガサミーの選手ら(撮影・平山連)

<都市対抗野球東京都2次予選:セガサミー13-14NTT東日本>◇13日◇大田スタジアム

これが都市対抗の本戦をかけた戦い。今季限りで廃部となる社会人野球のセガサミーが4時間3分に及ぶ大熱戦に敗れた。佐藤俊和監督(47)は「これが予選の厳しさ。

ここから一戦一戦、なんとか大事に戦っていければいい」と言い聞かせた。下を向くのはまだ早い。「選手自身が悔いなくやってくれたら、僕自身も悔いはない。この1カ月間ずっと選手たちに言い続けてきたこと。次の試合は必ず勝って代表決定戦に進み、最終的に代表権を勝ち取れるようにやっていきたい」と前を向いた。

NTT東日本との一戦は6回まで0-4。スタンドに集まる大応援団のために、得点曲「檄!帝国華撃団(サクラ大戦)」を響かせるべくナインたちが7回に奮起した。先頭の植田匡哉外野手(28=大商大)がニゴロ失策から出塁すると、そこから打者一巡の猛攻で襲いかかった。3四死球と4本の長短打が絡み、あっという間に7得点を奪取。止まない「檄!帝国華撃団」が一塁側スタンドにこだました。

9回にNTT東日本の反撃を防げず3点のリードを同点に追い付かれ、延長タイブレークに突入。ランナーをためた延長10回には中川智裕内野手(28=近大)のグランドスラムで勝ち越した。これで勝負あったかに見えたが、NTT東日本が食らいつき4点をかえされた。

11-11。延長11回に植田の勝ち越し打で2点を取るも、その裏に相手に3点をかえされ逆転された。まさかのサヨナラ負けで、第3代表決定トーナメントに回ることになった。