<日本生命セ・パ交流戦:オリックス3-2阪神>◇14日◇京セラドーム大阪
オリックスが今季3度目のサヨナラ勝ちで、交流戦勝ち越しを決めた。阪神との関西ダービーも37勝37敗3分けのタイに。日本ハムが敗れたことで1日で、3位に再浮上した。
一丸で勝利をつかんだ。延長10回2死一、三塁で今季初の3番右翼で先発起用の山中稜真捕手(25)が決めた。阪神守護神ドリスのツーシームを強振すると、打球は逆方向の左中間へ。プロ入り初のサヨナラ打に、ずぶぬれになりもみくちゃになった。「強烈でしたね(笑い)。本当にあれがサヨナラだと味わえるんだな。いつも(水を)かける側だったんで、初めてかけられて、サヨナラをより実感しました」。お立ち台で、自らのバットが運んだ勝利をかみしめた。
九里亜蓮投手(34)が志願して中4日の登板間隔で先発。5回2失点の粘投に、救援5投手もスコアボードにゼロを並べ、最終戦で交流戦勝ち越しを呼び寄せた。
岸田護監督(45)は、「今日は是が非でも勝たないといけないという、みんなの気迫っていうのはあったと思います。それが結果、勝てたというところが本当に、プラスになると思います」。16日から再開するリーグ戦での首位西武との直接対決へ弾みがついた。【伊東大介】
◆九里(3年ぶりの中4日での先発で5回2失点)「粘り強く投げていけば、チームが勝てるチャンスは出てくるので、引き続き最少失点で抑えていけるようにしたい」