【大学選手権】54年ぶり日本一 関大アドバイザリースタッフの山口高志氏がエースとして奮闘以来

全日本大学野球選手権決勝 関大対慶大 優勝した、左から関大・米沢友翔、山口高志氏、百合沢飛はガッツポーズする(撮影・柴田隆二) 

<全日本大学野球選手権:関大2-1慶大>◇14日◇決勝◇神宮

関大が72年以来、54年ぶりの日本一に輝いた。前回は、元阪急ブレーブス投手で、現在同大学のアドバイザリースタッフを務める山口高志氏(76)がエースとして奮闘。「まな弟子」たちがレジェンドに並ぶ栄光をつかんだ。

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関大が前回優勝した54年前にエースを務めた元阪急の山口高志氏(76)が、ネット裏から優勝の瞬間を見届けた。現在は同大のアドバイザリースタッフを務め、豊富な経験から投手陣に的確な助言をする役割を担う。54年前の決勝で投げたときの心境を「やっぱり負けたくなかった。今まで以上に東京へのライバル心は強かった。東京には負けたくないっていう思いは今より強かった」と語った因縁の東西対決。指導者として迎えたこの一戦も制した。

「体さえしっかりバランスよく力つけたら絶対に良くなるはず。見て感じたことだけは話して、こういう練習を続けたらどうやと言うだけ」と押しつけない指導をしてきたからこそ、選手からの厚い信頼を得た。決勝戦でリリーフ登板した百合沢飛投手(3年=開星)は「『とにかくストレートを磨け』と言ってくれて、ずっとそこを磨いてきたことが今につながっています」と感謝した。