【阪神】MLBスカウトが佐藤輝明に熱視線 パ豪腕投手との対戦が対応力はかる指針に

阪神佐藤輝明(2026年撮影)

阪神佐藤輝明内野手(27)に密着しているMLBのスカウト陣が、「日本生命セ・パ交流戦」の残り2試合(16日西武戦、17日楽天戦、ともに甲子園)でパの豪腕攻略に期待を寄せた。打率3割5分7厘、15本塁打、45打点とセの打撃3部門トップを快走する佐藤について、メジャー球団はセに比べて多いパのパワーピッチャーとの対戦に注目。本場での対応力をはかる指針にする。

前日14日にはスカウト陣が待ち望んでいた顔合わせが実現。オリックス3回戦(京セラドーム大阪)の9回、守護神マチャドとの対戦機会が巡ってきた。マチャドはメジャーで137試合を経験。オリックス球団史上最速となる162キロのストレートに、ツーシーム、スライダー、チェンジアップなど一級品の変化球を操る。ベネズエラ代表で参加した3月のWBCでセットアッパーを務め、初制覇に貢献。現在リーグ戦を戦っているメジャーの投手陣に匹敵する力を持った右腕を佐藤がどう打ち崩すか。そこが視察ポイントとなっていた。結果は右飛だったが、フェンスぎりぎりの痛烈な打球。あるメジャースカウトは「いい対応をしていた。残り2試合も楽しみだし、もっと見てみたい」と評価。西武リリーフの201センチ右腕、ウィンゲンターらとの顔合わせでデータを収集する。

佐藤はポスティングシステムによるメジャー挑戦希望を球団に伝えるなど、意思をすでに公表。現在、交流戦では2割8分6厘、3本塁打、8打点の成績を残している。夢をかなえるための過程で、残り2試合の活躍も大きなポイントになりそうだ。