阪神藤川球児監督(45)が高卒2年目のホープを1軍に抜てきした。18日、今朝丸裕喜投手(20)をリーグ戦が再開する19日のDeNA戦(横浜)からプロ初昇格させることを明言。「ロングリリーフのところ。複数イニングを投げられる投手が必要というところで今朝丸を1軍に。明日(19日)から1軍で戦ってもらいます」と明かした。
今朝丸は報徳学園(兵庫)から24年ドラフト2位で入団。188センチの長身から繰り出す力強い直球とフォークは、エース格である才木をほうふつとさせる。今季ファーム・リーグで登板した11試合のうち9試合に先発。3勝2敗、防御率2・95の好成績を残していた。
若手リリーフの成長が今朝丸の昇格に至った要因の1つにある。24歳工藤は6試合連続無失点中で、16日西武戦では3者連続3球三振という完璧リリーフを披露。25歳木下は直近5試合で1失点だ。藤川監督は「幸い、ブルペンコーチからしても工藤、木下というところが(接戦などで)勝負を見込んでいける、勝負をかけたいと思っているでしょうから。今朝丸を入れて向かっていくことになりました」と説明した。岩崎、ドリスの盤石リリーフまでつなぐ計算が立ったことで、若い今朝丸を1軍戦線に送ることができる。
今朝丸はこの日、甲子園で行われた指名練習に参加。初の1軍に向けて「前向きな気持ちで、今自分ができることを精いっぱいやりたいという思いです」と意気込んだ。フレッシュな力を加え、藤川阪神がリスタートを切る。【只松憲】