【ソフトバンク】交流戦優秀選手の栗原陵矢「最後監督を胴上げできるよう」再開リーグ戦に意欲

日本生命セ・パ交流戦で優秀選手賞を受賞したソフトバンクの栗原陵矢(撮影・林敢治)

ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が19日から再開するリーグ戦でもバットで引っ張る。「日本生命セ・パ交流戦」の優秀選手に選ばれ、18日にみずほペイペイドームで会見。全18試合4番を務めて打率2割8分2厘、12球団トップの7本塁打と19打点に胸を張った。

「打点はやはりチームの勝ちに直結するところなので、多く取れたのはうれしい。貯金が10取れましたし、すごくいい交流戦だったんじゃないか」と喜んだ。

交流戦は惜しくも優勝を逃したが14勝4敗で堂々の2位。1だった貯金を11に増やし、1位西武と3・5ゲーム差で残り80試合を戦う。「まだまだ半分以上あるし、何とか首位に立てるように。そして最後監督を胴上げできるように1試合1試合頑張っていきたい」。選手会長は頼もしく胴上げ宣言した。

交流戦でも断トツだった打点、本塁打は、パ・リーグでも19本塁打、52打点と2冠を走る。「今までの成績はまったく関係ない」と気持ちも新たに打席に入る。積極性も数字に表れている。球数別では初球打ちした場合が一番成績がよく、29打数14安打の打率4割8分3厘、6本塁打、12打点をたたき出す。4日の中日戦では初回の第1打席の初球、中日金丸のフォークをとらえ、決勝の17号2ランを放っている。

リーグ再開の相手は今季8戦全勝の日本ハム。だが、相手も交流戦でソフトバンクと同じ14勝4敗と絶好調だ。「僕たちはできることをしっかりとやりたい。もちろん(パのライバル球団が)『今日も勝っているな』とかは思うけど、あまりそこに左右されることはなかった」と力強く言った。相手先発は伊藤。今季は6打数3安打の打率5割、1本塁打、2打点と打っている。交流戦ですごみを増した打撃を敵地でも披露する。【石橋隆雄】

◆ソフトバンク栗原の今季交流戦 初戦の5月26日巨人戦では3回に正木、山本恵とともに1イニング3発となる13号3ランを放った。この期間に3度もヒーローインタビューに立った。1度目は5月28日巨人戦で1試合2発。2回には巨人田中将から逆方向の左翼へ14号ソロ。「自分がテレビで見ていた選手と対戦できてうれしかった」。2度目は先制17号2ランがそのまま決勝点となった4日の中日戦。そして通算100本塁打となる18号2ラン、3回にも2打席連発となる19号2ランを放った。7本塁打、19打点は2冠。全18試合の半分9試合で打点を挙げた。