<ファーム・リーグ:オリックス4-3阪神>◇19日◇杉本商事バファローズスタジアム
オリックスの渡部遼人外野手(26)が実戦復帰した。同外野手は5日広島戦(マツダスタジアム)の試合前に下半身のコンディション不良により出場登録を抹消。その後はチームを離れリハビリを続けてきた。この日は2番中堅でスタメン出場。初回の第1打席は1死無走者で、阪神24年ドラフト1位の伊原から遊撃内野安打で出塁した。2死からシーモアの打席で二盗にも成功。3回の第2打席でも再び伊原から内野安打を放ち、万全な状態をアピールした。5回まで守備につき、3打数2安打1盗塁で復帰戦を終えた。
この日は試合前に岸田護監督(45)も現地視察。渡部に直接状態の確認も行った。渡部は2度の出塁時に、けん制で一塁にヘッドスライディングで帰塁する際にも、しっかり足で地面を蹴って滑り込んだ。また盗塁時もスムーズに足から滑り込むシーンも。2本目の左安打も内野手のグラブをはじく強い打球。力感あるプレーを随所で見せた。「打撃も足の方も悪くなかったという実感です。(実戦は)2週間くらいしか空いてないんで、嫌な感じもしなかったですし、うまい感じで(試合に)入れたかなと思います。できるラインをしっかり自分で見せとかないと上がれないと思うので」と秒読みに入った1軍復帰を見据えた。
渡部は、開幕前の杉本裕太郎外野手(35)の出遅れや、開幕直後の広岡大志内野手(29)、杉沢龍外野手(26)が故障離脱の中で頭角を現した。中堅の定位置を固め、46試合に出場し、打率2割6分2厘、3本塁打、10打点、11盗塁と攻守に存在感を見せていた。