<ヤクルト9-2広島>◇19日◇神宮
広島が自らのミスで流れを手放し、ヤクルトに大敗した。両軍無得点の4回の攻防が試合を分けた。4回無死一、三塁から遊撃に高く弾んだ打球を小園海斗内野手(26)が本塁へ悪送球。記録は野選となり、先制を許した。さらに続く投手吉村の三塁へのバントを今度は坂倉将吾捕手(28)が一塁へ悪送球。右翼ファウルゾーンに転がる間に二走の生還を許した。
先発したフレディ・ターノック投手(27)は気落ちしたのか、1番内山に適時二塁打を許すと、2者連続犠飛を浴びた。この回一挙5失点を失い、責任投球回を投げきれずに4回5失点で降板。来日初勝利はまたもならなかった。
直前の攻撃では、1死からチーム初安打で出塁した名原典彦外野手(25)が、けん制死するミスもあった。しかもリクエストによって判定が覆ったバント安打を無駄にした形だっただけに、流れを悪くした。名原は「僕のボーンヘッド。こういうのは減らしていかないといけない」と猛省した。
5勝12敗1分けと大きく負け越した交流戦はすべて3点差以内だったが、リーグ戦再開初戦で大敗を喫した。新井貴浩監督(49)は攻守に出たミスに「ミスが絡むと大量失点につながる。隙を見せたら、流れは変わっていく」と反省を促した。
広島小窪内野守備走塁コーチ(4回に内野のミスから大量失点)「フィルダースチョイスは本塁を狙いに行っている守備体形なので、判断としては悪くなかった。送球が良くなかった」
広島ターノック(4回に崩れ、4回5失点で4敗目)「修正していかないといけない。先頭打者を出していなかったら、また違う展開になっていたと思う」