<日本ハム4-3ソフトバンク>◇19日◇エスコンフィールド
日本ハムがソフトバンク戦今季9試合目で、ようやく初勝利。開幕からの連敗を8で止めた。
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大事な試合で、エースのプライドが光った。ソフトバンク戦の開幕連敗を終わらせた、日本ハム伊藤大海投手(28)は「神経質になりすぎた部分はありましたけど、なんとかゲームは作れた」。6回で10奪三振。神経を研ぎ澄ませ、丁寧にリードを守った。
伊藤自身、ソフトバンク戦は開幕戦を含めて2試合に先発し、防御率8・74と苦戦していた。同じ相手に何度もやられるわけには、いかない。今季ソフトバンクに4戦全勝中で対戦防御率0点台と圧倒的強さを誇る西武高橋光、交流戦で完封したヤクルト奥川の投球を研究した。「光成さんが投げているのを見て僕も投げ始めた」というワンシームや、外からの曲がり球を効果的に使った。これまで、ソフトバンク戦では内角に強い球を投げることにとらわれすぎていたが「(四隅に)散らしながら、勝負どころでインコースに今日は投げ込めた」と、手応えをつかんだ。
リーグ再開初っぱなの大一番を託され、しっかり期待に応えた右腕。「100球以上の疲労度があった。スパッと代えてもらって、その後、孝太(達)がいいピッチングをして。チームとして、すごく士気の上がる勝ち方だった」。投手陣でつかんだ今季ソフトバンク戦1勝目に、充実感がにじんだ。【中島宙恵】