<オリックス3-5西武>◇21日◇京セラドーム大阪
西武渡辺勇太朗投手(25)が6回3失点で今季4勝目を挙げた。
先発投手が責務を果たした指標の1つとなるクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)の達成だが、表情は浮かない。
「いえいえ、全然。追い込む前に決着ついちゃうのが多かったのもありますけど、今日は三振もほとんど取れなかったですし。9回まで行ける球数(のペース)でしたし、もったいなかったかなと思います」
打ち崩すのが難しいオリックス九里を味方打線が4回に一気に崩したのと同じように、渡辺も5回に変調した。右越え二塁打、本塁打、左翼フェンス直撃二塁打と、下位打線の3人に連続で打たれた。
「今日、全体的にランナー出してからおかしかったので。若干ですけど、体を使うバランスが崩れていたので、ああいう結果になったかなと思います」
大量点の援護があった上での、まとまった失点。どんな投手でも陥ることがある。「野球は難しいっすね…」と苦笑いしながら振り返る。ただ。
「味方がああいう形で点取ってくれたので、それだけは追いつかれないようにという気持ちでした」
3点は失ったが、5点までは取られなかった。納得いかないQS達成とはいえ、変則6連戦をまずは2勝1敗の優位に。この先に投げる見込みの平良、ワイナンスへバトンをつないだ。【金子真仁】