<侍ジャパン大学日本代表選考合宿>◇第2日◇21日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか
北海道・網走で急成長を遂げた大型外野手が、代表入りへ猛アピールした。「ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ」(7月11~15日・台湾)に出場する侍ジャパン大学日本代表の選考合宿2日目が21日、神奈川・平塚市内で行われた。紅白戦2試合があり、1試合目の4回一死一塁から東農大北海道オホーツク・渡辺晃希外野手(3年=東農大三)が、立正大の左腕・仁田の147キロの直球を捉え左越え2ラン。「日頃のウェートの成果が出ました」と会心の1発に声を弾ませた。
高校まで全国大会出場経験はなく、東農大三時代は本塁打ゼロ。非力な自分では東都大学リーグに所属する東農大では通用しないと思い「オホーツクを第二の故郷にする。ここで勝負しよう」と決心した。昨秋の明治神宮大会で立命大投手陣に3三振と徹底的に抑えられたことが転機となり、毎日の筋トレやシカにも遭遇することがあるという寮からグラウンドまでの往復10キロの道のりを走り込み、パワーアップ。体重は昨秋から8キロ増の98キロ、「和製ボンズ」こと大商大・真鍋慧(けいた)内野手(3年=広陵)に引けを取らない。「まだまだ自分のスイングにできることはある。もっとパワーをアピールしたい」。最北リーグから代表入りを狙う。【平山連】
◆渡辺晃希(わたなべ・こうき)2006(平18)年3月26日生まれ、熊本県出身。小学3年から野球を始め、ムツミ少年野球部-東練馬シニア-東農大三を経て東農大北海道オホーツクに進学。自然資源経営学科に所属し、現在思い描いている卒業論文の構想は「緑地産業や農業を活用した地域の発展」について。目標とする選手はカブス鈴木誠也。190センチ、98キロ。右投げ右打ち。