【西武】何度も勝機逃して延長12回重たいサヨナラ負け Vへの課題となるリリーフ陣の今後は?

楽天対西武 8回裏、力投する篠原響(撮影・河田真司)

<楽天8-7西武>◇22日◇東京ドーム

首位西武が敗れた。ただの1敗ではない。9回は甲斐野央投手(29)が、延長11回は岩城颯空投手(22)が、それぞれ1点のリードを守れなかった。

12回は上田大河投手(24)が2死後、四球、盗塁、サヨナラ打。西口文也監督(53)は試合を通しての与四球の多さを指摘しつつ「最後の最後まで何があるか分からない怖さを思い知ります」と悔しそうに話した。

午後10時39分37秒、サヨナラのホームを踏まれた。翌23日には山形でナイターがある。相手の楽天も同条件とはいえ、重い雰囲気とリリーフ8人投入の疲労をもって、一夜明けての新幹線に乗り込むことになってしまった。

渡部聖弥外野手(23)が2本塁打し、長谷川信哉外野手(24)も一時再逆転となる2ランを打った。ネビンは25日から実戦復帰予定。主砲不在の打線は十分働いただけに、投手陣の乱れが痛い。平良海馬投手(26)の5回96球降板で、早い継投を強いられる状況ではあった。

シーズン70試合を終え、救援陣に疲れもたまる。2軍ではエマニュエル・ラミレス投手(31)や黒木優太投手(31)の実績組が着々と備え、育成契約の森脇亮介投手(33)は21日に2失点するまでは2軍で防御率0・00を続けた。誰を選び、誰を休ませ、勝負の夏や秋を迎えるか。優勝への課題が如実に見える、長い夜だった。【金子真仁】

【プロ野球スコア速報】はこちら>>