<広島3-7巨人>◇23日◇マツダスタジアム
巨人が昨季2勝10敗と苦しんだマツダスタジアムでカード初戦を制し、再び阪神と並び首位に立った。
先発戸郷翔征投手(26)は個人としても鬼門だった。昨季は同球場で4試合に先発し0勝3敗、防御率9・31。昨年4月11日には3回1/3を10失点と自己ワーストを経験し、「すごく悔いが残る昨年だった」と振り返る。この日は力強い直球と得意のフォークを軸に粘投。5安打4四球と走者を背負いながらも要所を締め、リードを許さなかった。
6点リードの7回1死満塁で降板し「途中で降りるというのは先発投手として悔しい。最後まで投げられれば良かった」と反省した。それでも6回1/3を3失点にまとめ、2年ぶりにマツダで白星。「ジャイアンツが鬼門と言われている場所で、勝ちがついたことが一番」と喜んだ。
橋上秀樹監督代行(60)は、「粘り強く放ってくれた。一番いいときの状態に戻って先発投手の中心として、活躍してくれることを期待している」と4連勝と勢いに乗る右腕をたたえた。