株式会社西武ホールディングスの第21回定時株主総会が24日、埼玉・所沢市内で開催された。西武のユニホーム姿で訪れる株主の姿もあった。
ライオンズ球団関連の質問では、今季限りで現役引退する栗山巧外野手(42)について「引退後にポストを」と株主から要望があり、球団オーナーでもある後藤高志取締役会長・会長執行役員(77)は「なんらかの形で球団に残ってもらいたいと熱望していますが、まずは栗山選手の希望や夢をしっかりと聞いた上で」と回答し、会場から多くの拍手が起きた。
また日本一への思いについて「マーベラスな回答をぜひ」という株主の問いかけに対し、奥村剛球団社長(58)は「最後まで粘り強く優勝を目指して取り組んでいきます。皆さまの温かい応援が選手たちのモチベーションを高め、試合の励みになっております」と感謝を口にした。
チームは今季、ここまで71試合を消化して43勝26敗2分けでパ・リーグの首位を走り、日本生命セ・パ交流戦では初優勝するなど、故障者が多い中でも好調をキープしている。
このところ西武の株主総会はプロ野球ファンからも注目を浴びていた。23年はロン毛などの選手の身だしなみについて株主から指摘があり、シーズン91敗の24年は株主から「勝てる監督を選んでほしい」「外部の血がないのが緩さの1つ」「FA流出を引き止められないのか」など厳しい指摘が相次いだ。
昨年25年は選手5人らがオンラインカジノでの賭博容疑で書類送検されたことについて奥村球団社長が謝罪した一方、どん底のチーム状況から脱したことには「(外部からの)四銃士(広池球団本部長、鳥越、仁志、大引各コーチ)が非常にいい仕事をされている」と、プラス意見も出されていた。