東洋大、サヨナラ勝ちで専大に雪辱 山内教輔の2ランで1勝1敗に「秋も神宮で戦いたい」

専大対東洋大 専大にサヨナラ勝ちしガッツポーズで写真に納まる東洋大・山内教輔(撮影・小島史椰)

<東都大学野球:東洋大5-3専大>◇1、2部入れ替え戦◇2日目◇24日◇神宮

1部6位の東洋大が、2部優勝の専大にサヨナラ勝利で雪辱し、1勝1敗とした。

1部に残る-。強い気持ちが勝利の一振りにつながった。同点で迎えた9回2死二塁。山内教輔外野手(3年=東海大相模)は「絶対に打ってやる」と打席に入った。ファウルで粘り、打席途中で「真っすぐに振り遅れていたので、拳1つ分、バットを短く持った」と、12球目に狙い通りの真っすぐを捉えると、打球はセンターバックスクリーンに吸い込まれた。ベンチから選手全員が両手を挙げて飛び出し、ホームで迎え入れた。「何が起こったのか分からなかった。本当に自分が打ったのかな…って」と山内。整列の輪に加わり、ようやく「あぁ、打ったんだな…」と、喜びをかみしめた。

負けると2部降格が決まる。土壇場に追い込まれた試合を迎えた朝、井上大監督(52)は、選手たちに500スイングを指示した。山内は「自分は約30分ほどでしたが、気持ちの面で、これくらい振ったんだから絶対に大丈夫、という気持ちになれた」と、自信を胸に試合に臨んだ。

これで1勝1敗のタイに持ち込んだ。井上監督は「最後は気持ち。うちは1部に残りたい。専大さんは1部に昇格したい、という気持ちのせめぎ合いでしょう。(3戦目は)がっぷりよつですね」と、力を込めた。山内も「秋も神宮で戦いたい。勝ちに行きます」。強い気持ちが、今春、最高のゲームを演出する。