【阪神】藤川監督 度重なる雨天中止を「プラス」に 残り6試合は9月以降も「いい秋にできる」

阪神藤川監督(2026年6月21日撮影)

離脱中の戦力がみんな戻ってくる? 阪神藤川球児監督(45)が、度重なる雨天中止を「プラス」に捉えた。25日のヤクルト戦(甲子園)は早くも今季9度目の雨天中止。3試合は交流戦ですでに消化済みだが、残り6試合は9月以降となる可能性が高い。「そんなにマイナスじゃない、プラスに捉えていますけどね。いい秋にできるんじゃないかと。プレーオフに至るまでの期間にゲームが入ってくる、それに備えていくというのは先々まで見据えた戦い方をできる」。さらに「プラス」に働くとみるのは、今のチーム状況だ。

「もちろん故障で離れている選手にとっては、ゲームに復帰できて試合に出場できる機会が増えるという意味では、今慌てることなくその日のリハビリに集中して。近本も、石井も、ルーカスにしてもそうだしね。湯浅も、いろんな選手の出口がきっちりと見えている状態ですから」

左アキレス腱(けん)断裂となった石井をはじめ、4月下旬には近本が左手首の骨折。新助っ人のルーカスは腰部の疲労骨折、今月は湯浅が右足首の捻挫と故障が続く。シーズン終盤に試合が組み込まれれば、戦力がそろった状態で迎えられる試合はおのずと増えるはずだ。

今季絶望かとみられていた石井についても、指揮官は「天が味方するのかどうかでしょうね。この時期の雨が選手たちの復帰を待っているのかもしれない。石井は今年ノンキャリアなので。石井がもし戻ってきてくれるとすれば新戦力になりますね」と今季の戦力となる可能性を否定しなかった。リーグ連覇を目指す虎にとって、チームを助ける雨となるか。【磯綾乃】