<西武4-3日本ハム>◇26日◇ベルーナドーム
4年目の日本ハム吉田賢吾捕手(25)がプロ初の2打席連発で打線を勢いづけた。まずは5回に先頭で打席に立つと、1ボールから先発高橋光の2球目スイーパーを強振。左越え2号ソロで2-1と勝ち越しに成功した。続く7回の打席でも「自分なりにいい対応ができた」とフルカウントから2番手中村祐の甘く入ったスライダーを捉え、同じく左翼スタンドへ。力強い連続アーチで雨の中で詰めかけた日ハムファンを沸かせた。
横尾俊建1軍打撃コーチ(33)のヒントを生かした。「打席に入る前に“いい言葉”をかけてくれたおかげです。打てなかったら横尾コーチのせいだと思って打ちました」といい、「何があるとは(詳しく)言えないですけど、1本目打つ前に言われて。自分のセールスポイントじゃないですけど、それがより出やすい助言をくれたって感じです」と感謝。新庄監督も「なんか余裕を感じますね。打席で。バッティングはもう素晴らしいもん持ってるんで」とたたえた。
本来は捕手だが、外野での起用が続いている。「まさか1軍でセンターを守るとはあんまり思ってなかった」と正直に明かしつつも「難しいプレーはできないかもしれないけど、今は出られるところでチャンスをつかむしかない」と言い聞かせている。
試合では第1打席から最終打席までのつながりを意識。「今日も1打席目は(右飛で)アウトになりましたけど、あのアウトが自分の中で2打席目以降につながりました」とうなずく。全てはチームの勝利のため。「なるべく(試合の)早い段階で打点を稼いで、打撃の方で貢献してつないでいけたらな、という風に思っています」。まずは結果を残し、納得できるポジションをつかみとっていく。【松尾幸之介】