読売女子が阪神TWに9-4で勝利 V打放った上條優奈「集中して打席に入ることができました」

阪神タイガースWomen対読売ジャイアンツ女子の交流戦で、読売女子柏崎咲知投手と対戦する阪神Women白石美優外野手(撮影・寺尾博和)

今年4年目を迎えた「阪神タイガース Women(以下、阪神TW)」と「読売ジャイアンツ女子(同、読売女子)」の交流戦が27日、甲子園のナイターで2503人を集客して行われた。試合は読売女子が9-4で勝利。交流戦における阪神TWの対戦成績は2勝4敗1分けになった。

阪神TW・木戸克彦監督(65)は「雨も心配された中、お客さんも来ていただき、試合ができてよかった。巨人には力で負けるときはどうすべきかというのは、もっと勉強していきたい」と振り返った。読売女子・隠善智也監督(42)は「(阪神に)先制されましたが、1点でしのぐことができた。甲子園でいい経験ができました」と話した。

阪神TWは1回裏、1番・星川あかり内野手が四球で出塁すると、続く田垣朔來羽(そらは)捕手が手堅く犠打を決めた。その後、2死二塁から、4番・正代絢子内野手が、読売女子先発の柏崎咲和(さわ)投手から鮮やかな左前適時打を放ち先制した。

1点ビハインドの読売女子は2回表、同点に追いつくと、9番・上條優奈外野手、2番・中村柚葉(ゆずは)内野手、3番・内田梨絵瑠(りえる)外野手らによる4長短打で6点を入れてひっくり返した。

読売女子は3回表に7番・原田由真外野手が、阪神TW2番手・樫谷そら投手から右二塁打で加点。4回の読売女子の攻撃前には応援歌「闘魂込めて」、その裏は「六甲おろし」が流れて盛り上げた。

読売女子の左腕柏崎は緩急つけた投球で3回無失点の好投、4回から清水美佑投手につないだ。阪神TWは4回表、矢島莉々果(りりか)外野手、白石美優外野手の連打からチャンスを作った後、押し出し四球、2死球で3点を返して4-7に追い上げた。

阪神TWは6回表から阿部さくら投手を投入も、読売女子が4番・中江映利加内野手の中前適時打、7回表も東ここあ内野手が左越え二塁打で、9-4と突き放した。5点リードした読売女子は7回裏、桑沢明里(めいり)投手が球速133キロを計測し、最後を締めくくった。

読売女子の決勝打を放った9番上條内野手は「自分のミスもありましたが、下を向かず、反省もありましたが、切り替えて集中して打席に入ることができました」と冷静に話した。

阪神TWキャンプテンの正代外野手は「(先制から)流れをもっていきたかったけど、そのあたりがチームの課題ですね。甲子園の風にしても、レフトは伸びるとか、ライトは流れるとか、わかっていても、分かっているつもりだけかもしれません。打つほうもそうですが、これから課題を埋めていきたい」と反省した。

なお第2戦は7月18日に東京ドーム(19時開始予定)で行われる。