日本製紙石巻が7点差ミラクル大逆転で2年ぶり7度目都市対抗 7回に11人連続安打で10得点

日本製紙石巻対七十七銀行 7回、適時二塁打を放ち、喜ぶ日本製紙石巻・水野隼翔(撮影・木村有優)

<都市対抗第2次予選東北大会:日本製紙石巻11-9七十七銀行>◇28日◇第2代表決定戦◇福島県営あづま球場

日本製紙石巻(石巻市)が、7点差大逆転で七十七銀行(仙台市)を破り、2年ぶり7度目の都市対抗(8月26日開幕、東京ドーム)切符をつかんだ。

打線は6回まで無安打。出した走者は2四球と失策による3人のみと沈黙していたが、0-7の7回表にミラクル劇を演じた。7回1死走者なしで、ベテラン水野隼翔外野手(32=桐蔭横浜大)がバックスクリーンにソロ本塁打。チーム初安打で反撃の口火を切ると、連打を重ねてじわじわと詰め寄り、6-7の1死一塁で4番佐藤晃一(26=中央学院大)が左翼線へ同点の適時二塁打。なおも1死二塁で、田中祥都内野手(23=立大)の右前適時打で8-7と勝ち越しに成功した。その後も快音は鳴りやまず、四球を挟まない11打者連続安打(うち長打4本)で10得点のビックイニングをつくり出し、10-7とした。

終盤の7、8回にそれぞれ1点を失い、一時は1点差まで追い上げられた。それでも、10-9の9回には水野が再び、左翼越えにソロ本塁打。この日2本目の本塁打で貴重な追加点を奪った。

水野は途中からマスクをかぶり、救援陣をリード。最後は8回に好救援を見せたルーキー甲斐一馬投手(23=桐蔭横浜大)が3人で締めくくった。