侍ジャパンU12の選考合宿に“桑田カラー” 勉強会開催、実践指導も

練習終了後、桑田真澄侍ジャパンU12日本代表監督(撮影・服部航大)

<侍ジャパンU12代表2次選考合宿2日目>◇28日◇ENEOSとどろきグラウンド

「桑田ジャパン」にふさわしい選考合宿となった。

「第12回BFA U12アジア選手権」(8月9~15日、中国・杭州市)に出場する侍ジャパンU12代表の2次選考合宿が、27日と28日の2日間で開催。今春就任した桑田真澄監督(58)も、選手たちのプレーを直接見守った。

自身の哲学を反映した指導も行った。1日目の終了後には、宿舎で1時間弱の勉強会を開催。「選ばれた人は自信と責任を持ってさらに頑張りましょう。選ばれなくても、その悔しさを忘れず次につなげよう」と心構えを伝授した。加えて、「4人の組と3人の組に分かれて、課題を5分以内に考えて、2分で発表することをやりました」と、グループワークを敢行。大学院でも学んだ理論派らしく、選手の思考力を養った。

「元プロは見せて教えてあげるっていうことができるのがすごく大事」という信念のもと、自らプレーする場面も。ノックを受けて軽やかな動きを見せると、実戦形式では空いた左翼の守備位置に。守備機会こそ訪れなかったが、イニング間には中堅の選手とキャッチボールを行った。

動画選考を通過した33人との2日間を終えた桑田監督は「ここから15人に絞るのは非常に僕自身も胸が痛い。できたら全員連れて行ってあげたい気持ち」と吐露。晴れて選出された選手たちは、7月11、12日に行われる直前合宿に参加する。