【とっておきメモ】ヤクルト・ドラ1松下歩叶、プロ入り前から好きな本拠地の打席でプロ初本塁打

ヤクルト対中日 5回裏ヤクルト無死、松下歩叶はプロ初本塁打を放ち、ガッツポーズで生還(撮影・浅見桂子)

<ヤクルト4-3中日>◇28日◇神宮

ヤクルトのドラフト1位ルーキー松下は愛する打席に立ってアーチをかけた。

「スタンドの見え方だったり、観客席の見える雰囲気とかが好きです」

神宮の打席はプロ入り前から好きな場所だ。25年10月23日。ドラフト会議でヤクルトから1位指名を受けた。法大時代に慣れ親しんだ球場が本拠地に。「打席に立った時の景色、構えた時の眺めがすごく好き。そこでこれからできると考えるとすごくワクワクしています」。当日に引き締まった表情で力強く語った。

初めて立ったのは中学時代だった。静岡裾野リトルシニアの選手として全国大会でプレー。3年時の18年8月には「リポビタンカップ 第46回日本リトルシニア日本選手権大会」では日本一に輝いた。自身は遊撃手でベストナイン。まだ緊張感が強かったのか、「その時は感じなかったんですけど、大学のリーグ戦とかで立つ中でいいなと思いました」と話す。実感したのは東京6大学野球リーグ通算14本塁打の大学時代だ。

法大の活動以外でも思い出はある。主将を務めた大学日本代表としての「日米大学野球選手権大会」。最後の試合が神宮で行われ、勝利を収め最高殊勲選手(MVP)賞に輝いた。「楽しかった。勝ったしいい思い出でした」。燕軍団の一員としてプロとしていい思い出を増やす。【塚本光】

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