<ヤクルト4-3中日>◇28日◇神宮
ヤクルト池山隆寛監督(60)は試合後、珍しく興奮していた。「ナイスゲーム! ナイスゲーム!」。9回裏2死満塁から古賀優大捕手(27)が中前打を放ち、今季4度目のサヨナラ勝ち。同監督は「(7、8回と)追加点のチャンスをモノにできなかったところを選手会長がよくカバーしてくれた」と話した。
最初に興奮させたのは、ドラフト1位ルーキー松下歩叶内野手(23)だ。5回、中日先発金丸のチェンジアップを左翼席中段に打ち込んだ。通算39打席目のうれしいプロ1号。「なんとか先制したかった。良い角度で上がってくれました」。タイミングを外されながらも「よく拾った1発」(池山監督)と技術の高さを証明した。
池山監督は「いつかは出るとは思っていた。次(2本目以降)がポロポロ出てくれればいい。出ないとまた打席での力みにつながるから」と早めのプロ2号を熱望した。また、9回先頭で二塁打を放ち、サヨナラのきっかけをつくったのもルーキーの石井巧内野手(24)。2人の新人の活躍に池山監督は「思い切ってプレーして、チーム内で競争していってほしい」と期待をかけた。
勝ち投手は9回表を無失点に抑えたホセ・キハダ投手(30)で、2勝目(17S)をマークした。