西武は30日、森脇亮介投手(33)と支配下選手契約を締結した。23年オフからの背番号127は、支配下復帰に伴って、かつての「28」に戻る。森脇は同日に球団を通じてコメントを発表した。
「支配下契約の話を聞いたときはもちろんうれしかったですが、『ついに来たか』という気持ちが一番大きく、過去のことよりも1軍のマウンドに立って投げている自分の姿が頭に浮かびました」とし「リハビリから復帰して以降は、登板するたびに課題を見つけて修正し、一歩ずつ成長できている実感がありました。その積み重ねが今につながっていると思います。今年は『ここまで』という目標を決めるのではなく、自分の限界を更新し続けるつもりで取り組んできました。常に100%を超えるつもりで、これからも成長していきたいです」と思いをつづった。
また、広池浩司取締役球団本部長もコメントを発表。森脇について「2023年7月に右上腕動脈閉塞(へいそく)症の診断を受け翌月に手術をして以降、約3年間という長い間リハビリとファームでの登板を重ねてきました」とし、「これまで何度も名前が挙がることがありましたが、ようやくその時がきました。今年はファームで良い数字を残していますし、何より選手生命の危機を乗り越えた強さと1軍での経験が森脇投手には備わっています。今後1軍リリーフ陣の大きな戦力になり、復活を信じて待ち続けてくれたファンの皆さまや、これまで支えてくださった方々の期待に応えて欲しいです」とした。
森脇はプロ8年目の右腕で、通算195試合に登板して68ホールドポイントを挙げてきたリリーバー。23年7月12日のソフトバンク戦(北九州)の登板後に右手の異変が大きくなり、脈さえ取れない状況となった。その後、右上腕動脈閉塞(へいそく)症と診断され、手術を受けていた。
同年オフに育成契約に移行し、リハビリを経て、24年7月に実戦復帰。その後登板を重ね、今季はここまでファーム・リーグで23試合に登板し3勝2敗8セーブ、防御率0・79。開幕から22試合連続無失点をマークするなど、直球、フォークとも本来のキレに近づいてきていた。球団幹部も定期的に実戦登板をチェックし、見定めてきた。