<ソフトバンク6-0西武>◇30日◇東京ドーム
西武が5月24日以来守ってきた首位の座から陥落した。西口文也監督(53)が「魔の4回」を振り返る。
「立ち上がりは良かったんだけどね。あのイニングだね。向こうが割り切って打ってきた結果だろうね」
3回までまともな打撃をさせなかった先発の平良海馬投手(26)が突如乱れる。1死満塁とされ、打率1割台の海野にカウント1-1からスイーパーを左翼フェンスまで運ばれた。
「ヤマを張られた」(西口監督)まではいい。問題はその後だ。2死後、何でもない三ゴロ送球を一塁のタイラー・ネビン内野手(29)がポロリ。3点目を失い、さらにタイムリーを許して4点を失ってしまった。
ネビンのポロリには思わず天を仰いだ平良は6回4失点で今季2敗目。「今日は全体的に良かったが、4回は四球から始まり、繋がれて最少失点で抑えることができなかった」。打線の援護もなく、チームは2カード連続負け越し中で、ここ7試合は1勝6敗。首位陥落は「全く気にしない」という西口監督だが、流れの悪さは感じている。
「守備でも打撃でも思い切りがない。悪い流れを断ち切るには打って勢いをつけたい。そのあたりをコーチと一緒に考えます」。踏ん張りどころだ。