<巨人3-4ヤクルト>◇30日◇弘前
巨人はヤクルトとの首位攻防戦で痛恨の逆転負けを喫し、3位に転落した。
必勝リレーが崩れた。2点リードの8回、今季20ホールドの大勢投手(27)がマウンドへ。先頭ヤクルト長岡への四球をきっかけに1死一、三塁のピンチを招くと、中村の打席でフォークが引っかかり、暴投で失点。なおも1死三塁から、二ゴロ野選で同点に追いつかれた。3試合連続失点となり、唇をかみしめながら降板した。
守護神ライデル・マルティネス投手(29)も誤算だった。同点の9回、先頭松下を投ゴロに打ち取るも、ファンブルに悪送球が重なり二塁まで進塁を許した。犠打で1死三塁とピンチを広げられると、遊ゴロ野選で勝ち越しを許した。橋上秀樹監督代行(60)は「接戦になればなるほど、ミスから勝ち切れなくなるという典型的なゲームになってしまった」と振り返った。
先発戸郷翔征投手(26)は7回1失点の快投。同点の6回は、5番大城卓三捕手(33)が一時勝ち越しとなる7号ソロを放った。青森県内で巨人の選手が本塁打を放つのは1950年(昭25)の川上哲治以来で、76年ぶり2本目のアーチでファンを沸かせた。流れをつかみかけていただけに、痛い逆転負け。73年ぶりの青森開催で白星とはならなかった。橋上監督代行は「連敗しないように、もう一回引き締め直していきたい」と前を向いた。