<巨人3-4ヤクルト>◇30日◇弘前
ヤクルトが巨人との接戦を制した。連勝を3に伸ばし、阪神と並び首位タイに浮上。2度追いつき、終盤に勝ち越した。
池山隆寛監督(60)は「送れるところは送ってくれたし、いいところで走ってくれた。いいところでそういうのが決まった」と選手をたたえた。
2度目のリードを奪われた2点ビハインドの8回。1死一、三塁から岩田幸宏外野手(28)が二盗を決め二、三塁とした。相手の暴投で1点差とし、代打中村悠の二ゴロで岩田が本塁突入。アウト判定はリクエストでくつがえった。捕手のタッチよりも、ヘッドスライディングした岩田の手が先に本塁に触れていた。「塁に出たときは足でなんとか貢献できるように考えている。打てて点をとれたら一番いいけど、違う攻撃の仕方もあるとわかっている。泥くさく野球をやっている。なんとか全員でといつも思っている」。“神の手”で同点。指揮官も「(今季)序盤の“気がつけば岩田”が出た」と評価した。
9回は相手失策と青森の八戸学院光星出身の武岡の犠打で1死三塁とし、5回に適時失策した増田の遊ゴロの間に三走のルーキー松下が生還。適時打ゼロの4得点で逆転勝ちした池山監督は「得点が入ればどんな形でもいい」とうなずいた。