西武山田陽翔投手(22)が6月30日、3軍練習試合の社会人野球・王子戦(カーミニークフィールド)で実戦復帰を果たした。
リリーフ登板し、安打と四球で2走者を許したものの無失点に。「野球はやっぱり楽しいです」と笑顔を見せた。
球場表示の球速は最速141キロで、球団の別の計測では144キロ。まだ100%の出力には届かないものの、フォークなども切れ、今秋ドラフト有力候補の柴崎聖人外野手(24=大阪経済大)にはファウルで粘られたものの、簡単には前に飛ばさせない球威だった。
高卒3年目の昨季はプロ初登板を含む49試合に登板し、20ホールドポイントを挙げる大車輪の活躍を見せた。ただ疲労も蓄積し、今春キャンプ中に右肘の違和感を発症。3月9日に手術を受け、その後早い経過でキャッチボール、ブルペンまでこぎつけ、じっくりとこの日の実戦復帰を目指してきた。
リリーフ陣の台所事情が苦しくなりつつあるが、1軍の西口文也監督(53)らは山田に急がせない方針。山田も「まずは復活できて良かったです。今後は明日以降のリカバリを見ながら、次の登板が決まると思います」と話す。3軍でもう少し投げ、徐々に総合的に上げていくことになりそうだ。【金子真仁】