【阪神】23年ドラ1下村海翔、高橋&大竹メンタリズムでプロ初登板へ「元気に投げる姿を」

阪神下村海翔(2026年6月29日撮影)

阪神23年ドラフト1位の下村海翔投手(24)が高橋&大竹メンタリズムでプロ初登板初勝利を目指す。2日中日戦(甲子園)で1軍デビュー。1年目の4月に右ひじトミー・ジョン手術を受け、約2年半、リハビリ。甲子園のおひざ元、兵庫・西宮市出身の右腕がベールを脱ぐ。

「このまま投げられずに終わるんじゃないか、とか不安もあった。まずここに戻って来られた、勝負できる立場に来られたというのが少しホッとしています」

1日の同戦(甲子園)が今季11度目の雨天中止となったが、予定通り初先発。この日は室内練習場でキャッチボールやダッシュで調整した。朝のストレッチ中には先輩の高橋と大竹から助言をもらった。

高橋「みんなマウンド上がったら不安ある。緊張することは当たり前だから気にしなくていいんじゃない」

大竹「調子に左右されないようにしっかりやることやったらいいよ」

先発ローテーションを支える両左腕のアドバイスを胸にマウンドに上がる。ここまで2軍戦では計4試合に登板し、0勝0敗、防御率2・25。藤川監督は「彼の持っている能力が出ることを期待しています。長い計画の中の一つですけど、やっとその日が迎えられるという意味では、まずは明日きれいに滑り出してくれればなと」と期待。待望の1軍マウンドへ。「元気に投げている姿を見せることが一つの恩返しになるのかなと思う」。背番号19が甲子園の大声援を全身で浴びる。【村松万里子】