【こんな人】阪神今朝丸裕喜はマウンドを降りれば“癒やし系” 柔軟な姿勢や驚きの記憶力も武器

阪神対広島 4回表広島無死、今朝丸裕喜は石原貴規を一ゴロに仕留める(2026年7月撮影)

<阪神1-5広島>◇3日◇甲子園

阪神24年ドラフト2位右腕の今朝丸裕喜投手(20)が1軍初登板で3回無失点の鮮烈デビューを決めた。

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弟キャラの高卒2年目・今朝丸。先輩たちには甘え上手な一方で、周囲への視野の広さも印象的だ。

阪神に入団間もない25年1月。筆者は新人合同自主トレ取材のため阪神選手寮・虎風荘のある鳴尾浜球場へ。練習後の右腕が「えっ高校野球以外も行かれるんですね」と声をかけてきた。

当時は高校野球担当だったが、他の担当もいたため今朝丸を取材したのは数回だけ。その後も球場で顔を合わせれば、「最近の報徳はどうですか?」と母校を気にかけ、さらに当時取材していた他の記者の現在までも気にしていた。視野の広さに記憶力、そして周囲を気遣う優しさを垣間見た。

そんな今朝丸だから阪神で先輩にも愛されるのかもしれない。6月2日に20歳を迎えた右腕。練習のランニングの合間には、同期の伊原陵人投手(25)から「ハタチの食事いこなー」と声をかけられていた。マウンド以外での普段の様子は、ほんわかオーラで周囲を癒やしている。傾聴力と愛され力も、プロで戦う武器になりそうだ。【中島麗】