【阪神】急な降雨でグラウンドが霞んで真っ白に、一瞬の幻想空間で魔法のような同点劇

阪神対広島 2回裏阪神無死、佐藤輝明は安打を放つ(撮影・上田博志)

<阪神-広島>◇5日◇甲子園

1点を追う2回、阪神が大チャンスを迎えたタイミングで雨脚が急激に強くなった。

先頭の佐藤輝明内野手(27)と大山悠輔内野手(31)の連打で無死一、三塁となった瞬間、雨が降り始め、グラウンド全体がかすみがかったように白くなり、幻想的なムードになった。

プレーは止まらなかったが、視界が悪い中で、続く前川右京外野手(23)が緩い一塁前への打球を転がした。三塁走者の佐藤が本塁に突っ込み、微妙なタイミングになると思われたが、好スタートだったため一塁手は送球をあきらめた。一塁も間に合わず、前川の適時内野安打に。佐藤の好判断で同点に追いついた。

その後すぐ雨が弱くなり、試合進行への影響はなかった。

阪神は前日4日が今季12度目の中止。雨の影響を強く受けるシーズンになっているが、この日はわずかな降雨の間に、したたかに点を奪った。