マリンの風を味方につける。7日ロッテ戦(ZOZOマリン)で自身8連勝を狙う日本ハム北山亘基投手(27)が6日、本拠地エスコンフィールドで最終調整を完了。独特の風が吹く敵地で、ロッテ投手陣を参考にリーグ単独トップの9勝目を奪いにいく。
2カ月負けなし-。破竹の勢いで白星を重ねる右腕が、約1年ぶりにリーグ屈指の“難所”に挑む。「球場の特性だったり、打球の伸び方も変わる。野手陣に風の話をしっかり聞きながら、ピッチングを組み立てていきたい」。プロ5年目で、ZOZOマリンでの先発登板は過去2度しかない。先発での防御率は6・97も「そんなに気にしないでいいのかなと。今年投げた神宮も、1年目はすごく苦手に感じていたのが、全く今年は感じなかったので」。今季最多勝争いに食い込んでいる自信が、安定感につながっている。
「教授」のニックネームにふさわしく、知力で攻略するつもりだ。風の影響によるボールの動きを考えながら投げるのはもちろん、ZOZOマリンを主戦場とするロッテ投手陣を研究。「右なら種市投手とか。ホームとして投げている投手が一番場慣れしていますし、使いこなしている確率も高い。ロッテの投手がどうやって抑えているのか参考にしています」という。
6月は4戦4勝、防御率0・91と抜群の成績で終えた。7月になっても、今は負ける気がしない。【中島宙恵】